会社が自らユーザビリティーを駄目にする

プロダクトの品質を上げるためには、いかに早くPDCAをまわすことが大事か以前話しました。

 

ユーザーテストを行い、その結果をもとに改善を行う。

 

でしたが、なぜ多くの企業がこんな簡単なことに取り組めないのか解説したいと思います。

 

本当にこういったのもの凄い簡単なことなんですけれどもこれができる人はなかなかいない。

これって言うのは日本の技術が悪いとかいうわけではなく、これは明らかに会社の体質が悪いです。

つまり良いプロダクトを出すためには会社の体質を変える必要があります。

で日本というのは今まで、良い技術を作り上げて、他のどこの国よりも良いものを作って、だしていました。

 

特に精密機械を作っていたことも大きな影響を及ぼしてきました。

精密機械は完璧な状態じゃないと売れないからです。

 

ところが、WEBやモバイルの世界はそうでないんですね。

日本のマインドというものを変える必要があります。

 

精密機械は一度作ると、変わることってそんなにないんですけど、WEB は残念なことに時代とともにどんどんどんどん変わってきます。今日でさえ Web のデザインとどんどん変わっていってますし、流行というのもどんどんどんどん変わっていきます。

なのでユーザーの動向ってについて日々追っていかなきゃいけないですね。

 

だからこそPDCA を早く回してユーザーのフィードバックフィードバックが得ないとだめなのです。

 

まずそこを日本の企業全体の問題として理解する必要がある。

 

UXデザインにおいて、完璧を求めることは不完全な状態を作ることにつながります。

 

UXデザインを行うというのはこのように逆説的なのです。

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