前回はUXデザイナーに関するキャリアプランについてお話ししました。
UXデザイナーにはゼネラリストとスペシャリストそしてT字型のキャリアを歩むという内容だったと思います。
本日は、ゼネラリストUXデザイナーからキャリアを進めるのがなぜ良いのか深掘りしたいと思います。
UXゼネラリストの仕事とは
ゼネラリストUXデザイナーは、インタラクションデザインやビジュアルデザイン、ユーザーリサーチなど、さまざまな分野の仕事をします。
通常はスタートアップ企業や代理店などで、さまざまなプロジェクトに携わり、日々の役割に応じて責任を負うことになります。
ゼネラリスト・デザイナーの利点は、多くのことを学べることです。しばしば、ペースの速い環境では、これらの役割のどれかを深く追求する時間はありませんが、むしろやってみることで学ぶことができ、UXのすべての可能性を見るには非常に迅速で効果的な方法です。
一方で大きな会社では、専門のデザイナーがいます。
例えば、Googleには、インタラクションデザイナー、ビジュアルデザイナー、UXエンジニア、UXライター、UXリサーチャーがいます。
これらの職種では、期待されていることがもう少し明確なので、製品の中で具体的にどのような仕事をしているかで評価されるでしょう。
UXスペシャリストの一つであるUXライターについて
UXライターは、あなたが目にするあらゆる製品のコピーや文字列をすべて担当し、チーム内でその分野の専門家として知られています。
スペシャリストであることの利点は、自分の役割が明確であることと、自分の専門性を高めていくためのリソースが豊富にあることです。
まとめ
私は現在とある大企業のUXデザイナーなんですが、スペシャリストになってよかったと思うのは、チームの誰もが私の仕事を信頼し、知っていて、ビジュアルデザインの問題があれば私に相談できることです。
ゼネラリストとスペシャリストの両方を経験しましたが、どちらもとても楽しかったです。特に、キャリアの初期にゼネラリストを務めたことは、UXに関するあらゆることを学ぶのにとても良い方法でした。
さまざまなプロジェクトに携わることができ、自分の技術を磨くのに役立ちました。
UXの世界にしばらく身を置いた後、私はリサーチの課題にもっと惹かれることに気づき、それが私をUXリサーチの道へと導いてくれました。
ペシャリストになった今、自分がその分野の専門家であることを知るのは良いことだと思います。
ゼネラリストとスペシャリストの両方にメリットがあると思いますが、最初の頃はゼネラリストの方がいいかもしれませんね。