デザインの勉強をする上で、書籍から勉強することの大切さを以前お話ししました。
ただ、勉強をしただけではどうも身に付かない方もいると思います。
本日はデザインで使う特にツールについて、勉強した後に身につける方法をお話ししたいと思います。
自分自身も初めは、どんなツールから使ったら良いのかわからない状態から勉強を始め今では業務に差し障りなく使えることができたので、この経験を共有できればと思います。
初めて触ったデザインツール
デザインの勉強を始めるに際して、初めは書籍から始めた。
その後徐々にデザインツールも使ってみたいと思っていたのだが、当時はAdobe製品が非常に高く(今でも安くはないが・・・)
特に動画や写真編集、イラストなどもやりたいとなるとAdobe Master collectionを購入せねばならなく、確か50万くらいだったと思う。
当時自分の給料が20万ちょっとだったので、とても購入できるものではなかった。そこで、会社の活動経費としてなんとか落とせないかと考えた挙句、自社のサークルの先輩にお願いし、経費を落とすことに成功したのだ。ただ、その時はMaster collectionでは無く、Adobe creative cloudを2ユーザー分追加をお願いしたのだ。今でこそCreative cloudは普通になったが、当時としては画期的であった一方長年ソフトを購入し続けていたユーザーからはトータル料金が高いと不満が出ていた。兎にも角にも、Adobe creative cloudを導入することが成功できたので、このソフトを使用して会社で勉強会を開くことにした。題材としては簡単なイラストを描いてゆくという勉強会で結構盛り上がった。勉強会をすることで、自分自身もツールの使い方をマスターすることができたので、教えることは非常に重要だ。
なお、参考までにその時に使ったAdobe製品がこちらだ
デザインを身につけるために勉強をしたらなるべく早めに勉強会を行う
デザインの特にツール系の操作方法を覚えるには、書籍を読んだら必ず勉強会で他の人に教えることをお勧めする。理由としては
- 使い方を復習できる。教えるために言語化できる。
- 教えられる方もマスターできるので幸せになれる
- 相手から得た質問から自分のわかっていないことを知ることができる。
- ツール系は高度な知識を必要とせず、操作方法を覚えるだけなので取得が簡単
ということが挙げられる。ここで一番重要なのが、相手から得た質問に対して回答することや、自分の知らなかったことを知ることができるのが大きなポイントだ。なぜなら、自分でやると意識しないで作品が出来上がることが多い。そうすると、まぐれで操作できてしまっていざという時に対応できないことがあるからだ。また、ツール系の勉強は基本操作方法を覚えるだけなので深く考えなくて良い。考えるよりも覚えることの方が多いので、初心者でもやりやすいというのが利点としてある。
ツールを使いこなすことがデザインをマスターすることにならない
注意しなくてはいけないのが、「デザイン=ツールを使いこなす」ということではないということだ。よくデザイン初心者にありがちなものとして、イラレを使いこなすことが重要とか、ツールの使い方をマスターすれば素敵なイラストが描ける。言っている人がいるが、大きな勘違いだ。デザインは考え方が非常に重要で、次にセンス、最後にツールを使いこなすことだ。正直考え方とセンスさえあれば、手書きでデザインして問題ない。手書きでは非効率なところを、ツールが助けているのに過ぎないのだ。これを当時の自分は理解していなかったせいで、ツールの使い方の勉強会ばかり行ってしまい。ツールの使い方については理解したが、どんな作品を作るべきか想像できないので結局ツールは放置されてしまい、腕が劣るという悪循環に至った。
まとめ
デザインの腕をあげる方法についてはまた別記事に書くこうと思う。本日のまとめとして、
- ツールは使い方を覚えたら、勉強などをしてアウトプットを行う
- 相手からもらった質問は必ず調べて後日答えられるようにする
- ツールの使い方をマスターしてもデザインはできない、ツールはあくまでデザインをするための補助に過ぎない
本日も見ていただきありがとうございます。このブログでは、自分の過去の体験をもとにどうすればデザインのスキルアップができるのか手助けになるための情報を発信したいと思います。もしよければ、ブログのフォロー、またはシェアーお願いします。何かあれば、コメントいただければと思います。
それでは、良い一日を!