前回完璧なプロダクトを出そうとする人ほど、不完全なプロダクトを出してしまうということを話しました。本日はその理由について話したいと思います。
結局人間の心理とか動きっていうのは、我々は理解できないんですね。
いくら優秀なUX デザイナーとかも人間にわからないんですよ。
特に皆さん驚かれるんですけど、優秀なUXデザイナーこそ、自分で考えたりしないですよ。
ユーザビリティーテストの結果を見て考えるんですね。絶対に自分の意見に頼ってはいけません。
なぜならあなたはユーザでないからです。
ところが勘違いしちゃってる人は自分の考えに頼ってしまう。
これ、結構理系の方に多い気がします。
話が逸れましたが、わからないことを真摯に受け止めて、答えを探そうとする。そんな姿勢を保つことが、UXデザインを考える上で重要です。
そして、素早く課題を見つけ解決してゆく手法が
PDCA を素早く回すことなんですね。
デザイナー同士や関係者で集まって、ざっくりと議論をします。
そして、議論の結果３案から２案くらい作り上げてABテストをします。
そして、その結果を見る。
たったこれだけなんです。
ところが、それがなかなかできない。これはデザイナーのスキルが悪いって分けじゃないんですけど、社内事情が大きく依存しているようです。
このことについても今度紹介したいと思います。
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