先日、ストリートアーティストの展示会を見るために美術館に行った。
非常に色々な作品があり見応えがあったのだが、最終的に作品に集中できなかった。
それはなぜか?
芸術鑑賞をぶち壊すスマホのシャッター音
美術館なので、色々な人が閲覧に来る。
中には親子連れの人やおばちゃん友達同士で来ることもある。
親子連れだと子供が話したり、おばちゃん同士だとおばちゃんたちが作品を見ながら感想を言い合い。
それはそれで、雑音ではあるがそこはある程度仕方ないというか、全く無音でいろというのも酷な話であるし、自分にそんな権利はないのはわかっている。
ただ、許せないものが一つある。
それがスマホのシャッター音だ
ヨーロッパの美術館が写真撮影OKな訳
今までヨーロッパの美術館に行ってきたが、ヨーロッパの美術館では写真撮影は禁止ではない。
ところが、なぜか日本の特に東京の美術館は撮影禁止の場所が多いのだ。
最初は権利的な何かと思ったが、今回撮影OKの展示会にいてわかった。
要はシャッター音がうるさいのだ。
正直、閲覧者同士の会話に比べ物にならないほどうるさい。
パシャパシャ音が鳴るたびに作品の世界観に浸っている時間をぶち壊してくれる。
ああ・・・だから東京の美術館は撮影禁止が多いのだなーと理解した。
この時は、自分も撮影禁止にすべきだと思った。
何よりも、作品を見るより撮影に夢中になっている節度のない人間が多すぎるのだ。
正直な話、自分たちのしょぼいカメラで撮影などしなくても売店で作品集を買えば良いではないか?
ただ、彼らにとって美術館にいることは作品を見るよりも作品の情報を収集し、友達に見せびらかすことが目的なのだろう。
日本と韓国だけが盗撮防止のためにシャッター音をつけている
日本企業は盗撮防止のため、カメラのシャッター音をつけているそうだが、今や盗撮をするためならシャッター音を消すアプリもある。
なんなら、普通のデジカメは無音である。
なんぼでも盗撮など工夫次第ではできるのだ。つまり、そんな対策なんぞ無駄に過ぎないのに、公共に迷惑をばらまいている技術ということがなぜ日本の技術者は理解できないのだろう?
目先の浅はかな対策によって盗撮を無くそう、もしくは対策をしているとアピールしているのが見え見えである。
正直公共の場所でカメラ音は公害以外の何者でもない。
まとめ
そもそも、法律でシャッター音をつけれとは誰もいっていないし、企業が勝手に盗撮防止に役立つと思ってつけた悪名高い技術である。
スマホを提供している企業は全てのスマホが無音で撮影できるように手配するべきだ。
盗撮を防止したいのなら、カメラオンの時は光るとか振動するとかもう少し策を考えて対策してほしい。