部下のやる気を下げる上司の特徴

無能な上司 uncategory

本日は部下を持っている上司にオススメの記事を書きます。これを見ている方の中に、部下をお持ちの方がおられると思います。ただ、どういう風に指導したら良いのか?仕事を支持してもやる気を感じられない、すぐに反発してくる。仕事のクオリティーが悪い部下が多いと思います。


そこで本記事では下記の内容を解説します

部下のやる気を下げる3つの行動
部下に尊敬される上司になるには?


今日のテーマは、10年以上社会人として現在10人以上の部下を持っている自分の経験やあとで紹介する書籍を参考に書きました。最後までご覧いただけると幸いです。

部下のやる気を下げる3つの行動

部下に無関心であること

一つ目の部下のやる気を下げる行動とは、「部下に無関心である」ことです。部下に無関心であるというのは、いわゆる部下に教育もしなければ放置している状態ですね。例えば、使えない部下だから仕事も与えず放置するとか、仕事ができるから安心して何も指示しないというのが含まれます。こういった行為がなぜ良くないのか?人間の幸福度は誰かに貢献していると感じて初めて、感じられるからです。そのほか、上司が部下を放置した場合40パーセントの部下が業務に実害をもたらすという研究結果が分かっております。使える部下だから、自分が指示しなくても勝手にやってくれると安心していると、しっぺがいしがくるということです。

部下にあれこれ教えること

二つ目は「部下にあれこれ教える」ことです。一見面倒見のよい上司のように聞こえますが、これも良くありません。部下にあれこれ教えるということは、別の言い方をすると自分のやり方を押し付けることです。例えば、機械の操作方法やマナーなどは押し付けるのでも良いかもしれませんが、仕事は結果さえ出せれば良いものです。書類をワードで作ろうがGoogleDocで作成しようが、最終的な出力結果が変わらなければ問題ないのです。部下の意見や考えを自分の固定概念でねじ伏せて、押し付ける行為は絶対に避けなければなりません。

部下の成長になる仕事を与えないこと

三つ目は部下の成長になる仕事を与えないことです。部下は今の会社でお金のために働いているかもしれませんが、精神的な満足度を得るために働いてもいるのです。その満足度を得るために重要なものとは、「成長している」という実感ですこれは、新しいことを学んだとか、以前できなかったことができるようになるという実感です。さて、そんな部下に簡単な雑務だけ与えるとか、なんの説明もなしにプロジェクトを任せるというのは大変危険な行為です。なぜなら、雑務は初めは大事かもしれませんが、ある程度雑務をこなす腕が上がればそれ以上こなす理由はないはずです。また、プロジェクトを任せるのも一見成長させるのに良いと思いがちですが例えば、いきなり泳げない人間を海に投げ入れても溺れて死ぬだけです。ある程度、プロジェクトのポイントをかいつまんで説明し、ガイドする必要があります。ここまでで、わかった方もおられるかもしれませんが、大事なポイントとして、理由なき仕事は与えないことです。雑務を部下の成長において必要と思っても、ゴールはいったいどこなのでしょうか?そういったゴールが見えない状態で、部下に不必要に仕事を依頼しても自分が楽をしたいがためにこき使っていると思われてしまいます。

部下に尊敬される上司になるには?

反対に部下に尊敬される上司の特徴はなんでしょうか?

判断は任せるが、放置しない

尊敬される上司の特徴は、判断は任せるが、放置しない上司です。先ほどの、放置をすると部下の幸福度が下がるという話をしましたが、放置をすると部下は会社に貢献していないと考え幸福度が下がってしまいます。よって、部下の進捗を確認したり適度にミーティングの機会を設けることで、部下としては会社に貢献していると感じられ幸福度が上がるのです。このとき注意しないといけないことが、判断は部下の責任において任せるということです。上司がゼロからイチまで全て指示をすると部下の士気は下がってしまいます。それは部下の自由を奪うからです。これらを解決するのに最も有効な手段として、毎週やったことや困ったことを確認する1on1を設けることです。毎週と聞くと大変ですが、たった一週間に一度ミーティングを設けるだけで部下の士気が上がると思えばコスパが良いのではないでしょうか?なお、1on1についてためになる本があったのでよかったら読んでみてください。

教えるのではなく、助言を与える

部下を放置するなと言っておきながら、なぜ助言を与えよというのか疑問に思っている方もおられるかもしれません。ここで大事なのは教えるのではなく助言です。そもそも二つの言葉の違いとして、

教える→相手の考えは置いといて、自分の知識を押し付ける行為
助言する→自分の知識を相手に与え、与えられた知識を使うかどうかは相手の判断に委ねる

ということが言えます。教えるについて、自分の知識を押し付ける行為と言ってしまいましたが、これは小学校や中学校の授業を考えるとわかりやすいです。例えば、歴史の授業でもし教師が日本は今から2500年前に誕生したと言ったとしましょう。その時自分は、色々な書物を調べてみて日本はどうやら3000年前にできていたことがわかったとします。しかし、歴史のテストでは2500年前に日本ができたと回答しなければなりません。たとえ、自分の考えが正しかったとしてもです。つまり、教えるという行為は自分の知識に上書きする行為なのです。仕事も同じで、相手に自分の経験と全く同じように行うよう部下に言ったとしても反感しか湧きません。それは、部下に選択する機会を奪うからです。一方で助言は相手に知識を選ぶか否かを選択させる猶予があります。よって、部下に何かをさせるときは、常に助言する精神で伝えましょう。

自分で見れない場合は人事にお願いすること

中には、そもそも部下の能力が低すぎて、自分の業務まで滞ってしまうこともあると思います。自分が丁寧ね指導してもいうことを聞かない。そんな部下に指導している暇がないと思う人もいると思います。そんな時は自分のさらに上司に相談するか、人事にお願いすべきです。何故なら、自分の役割は部下を使ってチームの力を最大限にあげることであってある特定の部下のリハビリをするのが仕事ではないからです。そもそも、そんなダメな部下を雇った人事に大きな問題があります。ぜひ一回相談することをお勧めします。もしそれで動いてくれない場合は、放っておきましょう。部下自身が勝手にやめてくれるはずです。なお、ここにそんなダメな部下を扱う良い方法が書いてありました。本屋で見たら立ち読みでも良いので、参考にしてください。

まとめ

いかがでしたか?仕事をする上で、人間関係は大変なものですが部下との関わりが結構きついはずです。しかも上司として逃げるわけにはいかないのです。色々と書きましたが参考になれば幸いです。なお、Noto以外にも海外フリーランスや海外で仕事をする上で重要な情報をまとめたブログも作っております。良ければ立ち寄ってくださいね。今回の記事もここに書いてます。

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