カオナビがめちゃくちゃ使いにくいのでデザイン分析してみた

Design

最近会社でカオナビ というのが使われてきている。

カオナビ|【シェアNo.1】社員の個性・才能を発掘し、戦略人事を加速させるタレントマネジメントシステム
カオナビは3,300社以上に選ばれてシェアNo.1!中小・ベンチャー・大手、様々な規模の企業にご活用いただいています。顔写真が並ぶシンプルな画面で、カンタン操作。人材データベース、人事評価、社内アンケート等にお使いいただけます。

自分の会社も例外ではなく、人事評価にカオナビ を取り入れた。

ベンチャーのみならず、大企業も取り入れてきているのでさぞかし便利なものかと思いきや

ひどい・・・

ただただ、酷い。

まず、使いずらさはさることながら、UIかっこ悪すぎだろ?

可愛い感じのキャラクターが使われていたので、もっと今風のものを想像していたが、

中身はどっかのシステム屋が作ったような代物だった。

なぜこれが多くの企業で使われてきているのわからないし、

超がつくほどの大企業ならば、取り入れるメリットは全く無いであろう。

疑問だ。

今回は、このカオナビ がいかにひどいかを順を追って説明したい。 思った以上の同じ思いを持っている方から、メッセージをいただいたので きちんと記事化することにした。 最近ようやく落ち着いてきたのでこれから、ページ順にカオナビのデザインについて考察したい。

まずは、サイトに入って一番初めに見るログイン画面である。
そこで対面するのは見るも無残なデザインが登場する。

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いったいこのシャドウや選択時のUIはなんなのだろうか?
これが、一般素人の作ったデザインならば納得はいく。
ただ、これはBtoB向けのれっきとした製品なのだ。
不安を覚えつつログインして見よう。
 

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いきなり、プロフィールと、SMART REVIEW(?)というページが現れる。
たったこれだけのページなのに、なぜこんなに余白が必要なのだろうか?
将来コンテンツが増えることも考慮しているのだろうか?
 
そのほか、マージンについても疑問が残る。
余裕ある余白があるかと思いつつ、左端はキツキツのデザイン・・・
デザインから伝わるものが何一つない
 

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気を取り直して、SMART REVIEWという、ページに入って見よう。
 
・・・
 
全くスマートさを感じられない、レイアウト
入力項目は広がるのかと思いきや、全く広がらない。
そして、必要以上の赤文字は何を意味するのだろうか?
注意喚起を意味しているのか、おそらく強調を意味しているのだろうが
いかんせん主張が強すぎるのではないか?
 

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そして、一番戸惑ったのが、
目標設定時にウェイトという数字を書く目標に記入し、
その合計が100%になるようにしなければならないのだが、
チェックボックスチャック前にすでにウェイト合計が表示されている。
合計値を超えた場合、超えていることを警告色やエラー表示すれば良いのだが
カオナビの場合チェックボックスにチェックを入れてチェックするシステム。
しかも、ウェイトを超えてチェックを入れても何も起こらないが、最後超えた状態で
提出ボタンを押すとエラーが発生するというとんでも仕様なのである。
 

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最後に
今回カオナビの例を紹介したが、まだまだ紹介しきれない。
これが、仮に個人サイトで無料ならば特に何も問題ないが、
実際にこれが多くの企業に取り入れられて
多くの社員がこの無駄なツールのために多くの時間を取られる。
そして無駄な時間から得られるメリットは全く存在しない。
 
ところで、このツールはグットデザイン賞を受賞している。
これを選定した審査員はいったい何を考えているのだろうか?
そもそも、審査委員としてのスキルを疑う
 
審査料さえ払えばなんでも良いのだろうか?
こういったいい加減な審査機構が日本のデザインの質を劣化させるのだ
 
 
 
 

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