こんにちは、最近ブログをちょこちょこ更新しているおかげか、徐々に訪問数が増えたのですが、
それでもそれほど高いわけではなく、一回自分のブログの検索エンジン対策についてしっかりと考える必要があると思い、今回このブログを書くことに至りました。
もう一つの理由として、よくSEO対策をするにはキーワードを意識した記事を書けば良いとか言っている人が多いんですが、具体的にどういう風に意識して書くのかって詳しく書いてないんですよね
というか、本人もなんとなくわかってやっているのかなーと思います。
そこでこの記事では実際にどうやって対策するのか、自分のブログを例に紹介したいと思います。
検索エンジンに自分の記事は登録されているのか確認する
検索エンジン対策をするにあたって、そもそも自分のブログはインデックス登録されているのか?
そもそも検索エンジンに引っかかる前提としてブログ記事がインデックス登録されているかが最も重要なポイントとなります。
登録されていないと、なんぼ検索エンジン対策をしても引っかからないのです。
そこで、自分のブログについてどれくらい登録されているのか調べました
調べ方は検索エンジンにsite:自分のブログのリンクだけでいけます。
それでは早速みてみましょう。
これ、自分のサイトの結果なんですが、やく83件しか登録されていないんですよ・・・
記事数って100以上超えているのにも関わらず。
なので、Google Search Consoleで原因を調べてみることに
パっと見、どこにも問題なさそうではあるが、詳しくsitemap.xmlを見てみると
なにやらエラーが発生している模様。原因がよくわからないが調べてみると、
どうやらXMLの形式がおかしくなったらしい。とはいえ、プラグインで吐き出しているのでおかしいはずはないのだが、念の為エラー内容が41行目にあるということでサイトマップに移動してみた。
サイトマップはこんな感じになっており、これをソースで表示してみると
41行目に、明らかに画像ファイルではない長い文字列が存在。
試しにそのページに行って編集しようとするとフリーズが頻発。。。
どうやらよろしくないことが起こったようなので、その記事ごと消して、再度サイトマップ登録を行う。
これで、一旦はよくなるかなーと思っている。
ただ、今回ので気がついたのが、いくつかあった
- 5月分までしかインデックス化されていない
- あまりにも短い記事はインデックス化されない
つまり、新しい記事を書いてインデックスされるためには、ある程度の長さの記事を書かなければならないということ、そしてサイトマップにエラーが発生していたら解決しない限りインデックス化されないということだ。
なので、サイトマップの送信は結構慎重にならないといけないということを痛感した。
【キーワード検索】どういったキーワードで検索されているのかを知り対策を立てる
続いてGoogle Serch Consoleでどのようなキーワードで自分のサイトが検索されているの知ります。
現状で見てみると「カオナビ 使いにくい」が上位に現れていることがわかります。
まあ、実際に使いにくいですしねw
それはともかく、ここから自分のサイトは上のキーワードに従って検索されていることがわかるんですね。
よくSEO対策をするときはこのキーワードを見て対策を練るようにとか、記事をもっと強化するようにとかいう指導があるのですが、ぶっちゃけ意味がないです。
その理由を3つ紹介します。
検索エンジンで訪問されるページを書き直しても訪問者が伸びるとは限らない(ブログ初心者の場合)
これは後でも述べるのですが、例えばビデオテープのチラシを配ったとしましょう。そして、売り上げが二千円くらいだったとします。そこで、広告主はもっと売り上げを伸ばすためにチラシのデザインをさらに洗練されたものにするとします。
この時、ビデオテープの売り上げはさらに伸びるでしょうか?
答えはノーです。上がっても、せいぜいビデオテープが1本増えるかそれくらいのレベルでしょう。
理由はなんだと思いますか?
そもそも、ビデオテープなんて使っている家庭って今ではもう珍しいですよね?ほとんどがHDDに録画内容を溜めていると思います。
でも、たまーにビデオテープの質が良いとか、自宅にビデオデッキしかないからという理由で購入する人もいるはずです。
でも、それは非常に少数なのです。
検索エンジンでも同じことが起こります。
これは特にブログ初心者にありがちなんですが、あなたの書いた記事が実際に需要のあるものという確信があるならば、頑張ってブラッシュアップすべきですが、そうでない場合はそれほど力を入れなくても良いかもしれません。
試しに、先程の「カオナビ 使いにくい」というキーワードがどれくらい人気がある検索ワードなのかGoogleキーワードプランナーというツールを使って調べてみました。
すると・・・
これは、後で紹介するGoogleキーワードプランナーというツールなんですが、要はGoogleであるキーワードについてどれくらいの頻度で検索キーワードとして使われているのか知るためのツールなんです。
これで、「カオナビ 使いにくい」を調べてみると、なんと立ったの20回しかも月に20回ほどしか使われていないワードということに気がつきます。
つまり、この記事をなんぼ頑張ってブラッシュアップしてもユーザーは月に20回ほどしかこないユーザーを獲得できるだけとなるんです。
それってあまり意味がないんですよね
一方で、もし「カオナビ 使いにくい」が月に1000回くらい使われているのならばブラッシュアップする必要があるんですよ。なぜなら、月に1000回くらい訪問するユーザーがいるのに、現状は月に10人くらいしか訪問していないのですが、百倍のポテンシャルがあるということなんですよ。
検索エンジンで訪問されるページはブログのコンセプトとあっている記事とは限らない
例えば、僕はこのブログをデザイナーの人の学びの場であって欲しいし、国内のデザイン事情とか共有して、日本のデザイナーのスキルをどんどん上げて行きたいと思っているんですね、それが僕のブログのコンセプトで現在僕以外の有志の方々が、ブログを育ててきてくれてます。
そこで、話を戻すと現状僕のブログが「カオナビ 使いにくい」ではいってくる人が多いんですね。
でも、僕はカオナビを否定するためにブログを書いているのではなく、カオナビの記事はあくまで一ユーザービリティー分析の観点で載せただけなんですよ
だから、訪問した人がカオナビって使いにくいよねーって共感してもらっても意味がなくて、なぜ使いにくいって思ったのか、そのためにどう改善したら良いのかをこのブログを通じて考えたり学んでいくことが趣旨なんですね。
つまり、検索でよく引っかかる記事があったとしてもそれが自分のブログの趣旨にあった記事でなければ無理してブラッシュアップする必要はなく、むしろ自分のブログの趣旨に合う検索の記事をどんどん書いて行くかブラッシュアップすべきということですね
Google Search Consoleは自分が意図した通りにページが検索されているのか確認するツール
Google Search Consoleって自分のサイトがどんな検索キーワードで検索されて、それに対してどう対策を打てば良いかって教えている人が多いんですが、あれって間違いですよ
Google Search Consoleはあくまで、現状どういう調べ方をされて自分のサイトに訪問している人が多いか知ることであって、意図された検索キーワードで調べられていなければ、意図されるような記事とかキーワードを増やしましょうというものなんですね。
だから、既に調べられているワードで記事を書いても意味がないということです。
Googleキーワードプランナーを使って検索キーワードを意識したブログを書く!
本日のハイライトなんですが、Googleキーワードプランナーを使ってキーワードを意識したブログを書きましょう。
Googleキーワードプランナとは
Googleキーワードプランナーは「Google広告」の一部であり、本来はGoogleが提供しているリスティング広告の利用者のために用意されたツールなんですね。だから、Googleキーワードプランナー単体では本来提供していないのです。あくまでGoogle広告の機能の一部なんです。
なおリスティング広告とは、検索エンジンの検索結果の画面に表示される広告のことで、検索に使われたキーワードによって広告の内容が決まります。その広告効果を算出するために、人気の検索ワードとその検索ボリュームを予測するツールがGoogleキーワードプランナーなのです。
Googleキーワードプランナーは、サイトの運営者にとっても非常に役立つツールですが、本来対象としているユーザー層とは異なるため、たまにサイトと無関係なものも入ってきます。例えばよく検索して上位にあるサイトに入ってみたけど、欲しい情報がないみたいな感じです。
Googleも万能ではないので、意図しない検索キーワードが入っているのです。
さて、本題からそれましたが、一旦Googleキーワードプランナーを使ってサイトの改善を行いましょう。
まずは、ツールと設定をクリックします。文字崩れが気になりますが・・・
Googleキーワードプランナーを選択します。
新しいキーワードを見つけるをクリックします。
ここに、キーワードを入力します。例えば、このブログはSEOに関する記事を書きたいのでSEOと入力します。なお、地域と言語は日本人を対象にする場合は日本を選択してください。そうしないと、日本人向けの結果が出なくなります。
今回は英語でも出すのでオーストラリアも選択しましたがあまり意味はないです。
そして、結果を表示をクリックします。
するとこんなふうに出ると思います。
SEOという検索キーワードで調べるユーザーの数は月間74000人もいることがわかります。
なるほど!・・・
んで、どうすれば良いですよね?
そう、ここからが非常に重要な作業があります。今SEOというキーワードで調べるユーザーが74000人います。なので、自分もそのキーワードを含めた記事を書くとしますよね。例えば
本日はSEO対策についてお話ししたいと思います。
SEO対策というのは具体的にどうすれば良いでしょうか?SEO対策の具体的な手順について説明しますね・・・
こんな感じで書けば、明日はユーザー数が爆あがりというとそうは絶対なりません。
そもそも、検索順位って色々な人に見られているのか、他の人からリンクされているのか?有名なサイトで紹介されているのか?などなど、我々の知らない様々な条件がクリアされて検索結果の上位に現れるんですよね。なので、闇雲にキーワードを散りばめても、上位に来ることはまずありません。
そしたらどうすれば良いのか?
答えはGoogleキーワードプランナーで月間100ー500くらいの検索回数のキーワードを含めた記事を書けば良いのです。なぜかというと100−500はライバルが少ないんですよ、なので確実に訪問に導けるんですね。
そして、100-500のキーワードが含まれた記事を書き続ければ、ちりも積もればでどんどんサイトが見られ、やがて有名になり他の人からもリンクされたり、Googleからも評価され、1000回くらいの検索回数のキーワードで検索されるワードを使っても上位に上がることができるんですね
というわけで、キーワードを意識した記事の意味が分かったかと思います。
もう一度Googleキーワードプランナーに戻って見てみましょう。
Googleキーワードプランナーを見るのも良いですが、一旦よくわからないのでスプレッドシートに保存しましょう。
保存名はなんでも良いですよ
そしてそして100−500あたりのキーワードを見てみると、色々あって今回の記事の趣旨はSEO対策の仕方を書きたいので、その趣旨にあった検索ワードは
- 検索エンジン 最適化
- SEO 対策
- キーワード 対策
の3つに絞りました。
ちなみに、この記事でもなんでGoogle検索と言わずに検索エンジンと連呼してたのかというと、Googleキーワードプランナーの内容を見て、あえてそう言ったのです。
もちろんGoogle検索でも良いですが、競争が激しすぎます。Google検索を使いたいのならGoogle検索順位という関連の記事を書かないとダメなので、それは今回のブログの趣旨とはちょっと逸れるので使いませんでした。
また、タイトルも当初はSEO対策と書こうと思ったのですが、検索エンジン 最適化のワードが上位500に入るので検索エンジン最適化というタイトルをつけたのです。
まとめ
いかがでしたか?
漠然とキーワードを意識した記事を書くような情報が出回っておりますが、本当にキーワードを意識した記事はこのように書くのです。
つまり、Googleキーワードプランナーを使わないで検索上位にあげる記事を書くのは結構大変です。
是非ともGoogleキーワードプランナーを活用してくださいね
なお、この記事でもキーワードプランナーと言わず、あえてGoogleキーワードプランナーと言っているのかというと、そのほうが競争が少ないからです。